Twitterやブログで交流をさせていただいているぶち猫さんが主催する「餃子会」に参加してきました。ぶち猫さんは素敵な写真(と暴力的な料理)でリスペクトしている方で、私なんぞが交じってしまっていいのか……!という気持ちでいっぱいでしたが、日程をお知らせいただいてからはとにかく会を楽しみに日々を過ごしました。
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そしてそこは夢のような世界でした。
まずは餃子の皮をつくり、餡をつつむ
ぶち猫さんが作っておいてくださった餃子の皮のもと(しょっぱなから語彙がない)を、10gずつ切って、それを麺棒でのばしていきます。切る人、のばす人、つつむ人。それぞれやっているうちに上達していくので、交代してやっていきます。
とにかくいろいろな餡が並んでいるのでわくわくします。各餡の配合やら包み方やらぶち猫さんが教えてくださるのですが、既にこの時点でいろいろすごくて知能が低下していきます。作業中は写真が撮れないので写真はない。たぶん20年ぶりくらいに餃子を包む作業をしたのですが、割と得意というか、案外やれる方だったのを思い出しました。でも思い出したのは最後の方で、最初の方はなかなか思うように包めず「うおお」など奇声を発していた気がします。
餃子以外の皆さん
新玉ねぎと和風だしの冷たいスープ。まず「こんなしゃれおつな容器が12個ある……」と知性が下がりました。だいたいこの後は知性や知能が低下していく一方です。
よだれ鶏。この辺で既に写真撮影に失敗し始めています。
金柑と赤玉ねぎのサラダ。このサラダが!すごく!おいしくて!基本的にサラダはしぶしぶ食べるものみたいな認識でいるのですが(ブッフェ形式だとあんまり取らない)、これ大量に食べてしまった気がします。金柑ってサラダに合うんだな……いや他の果物だって活躍するとは思うんですけど……。よほど気に入ったのか他に4枚くらいサラダの写真がありました。
いちごと金柑のマリネ。私の人生にこのようなデザートはあんまり登場しなかったので美味しさを表す語彙がない。
そうこうしているうちに美味しいお酒が登場します。詳細は忘れましたが日本酒とビールとシードルだった気がします。基本的にちゃんぽんは普段避けるのですが、この日はハレの日ですし、どっちもいただきます。修道院ビールのパワーすごかった。
八角と花椒の香るチャーシュー。だいぶ写真が撮れなくなってきていてピントがきれいに合ってる写真がありませんでした。いくらでも食べられる勢いの味なので怖いです。暴力だなって思いました。
花椒入りの麻婆豆腐。その名の通り「麻」が効いている辛めの味付けだったのですがこれも暴力的な美味しさ。たぶんこれなら私もチャレンジできる気がするので今度やってみようかなと思います。ごはんにのせて食べまくりたい。
餃子の皆さん
雲丹(うに)バター餃子
トップバッターは、ぶち猫さんがあらかじめ作ってくださっていた雲丹(うに)バター餃子(加熱した雲丹×バター×生の雲丹)。
雲丹包んであるって言ってるのに生雲丹登場するのおかしくないですか。
調理過程もかなり暴力的でしたが、各人に配られるとさらに暴力的な見た目になります。
???(´・_・`)???という気持ちになります。すべてが暴力的でした。凶器こわい。
調理前の餃子の皆さん
包んでいる最中の写真を取れなかったので、調理前の餃子を代わりに記録しました。壮観です。
調理中の様子、ぶれぶれでこれくらいしかまともな写真がなかった……(これもぶれてます)。OKPさんさすがだな!すごいな!と思いながら途中で撮影をあきらめて食べる方に勤しみました。
おいも活動としてのサモサ餃子
私は普段「#おいも活動」*1というものに身を投じているのですが、サモサ餃子を大変美味しくいただいたというのに、これが高次なおいも活動だということを記事を読むまで気づいておりませんでした。猛省いたします。
写真撮影講座
斧田小夜さんが隣の席で、こうするといい感じに撮れますよ(大意。もっとちゃんと教えてくださってましたが知性が低下していて再現できない)というのを教えていただけて役得でした。役得だったけど後半お腹がいっぱいになってきていて明らかに雑になっている……。
Instagramで映えそうな感じに。もう少し明るめにレタッチしてもよかったかな。
突然の牡蠣
なんだかよくわからないのですが牡蠣が登場しました。
よくわからないながらも、会の前日にぶち猫さんがこのようなことをtweetされていたので、なんらかの仕込みなのだろうか……と思ってはいたのですが、予想を上回る牡蠣の暴力にたじろぎました。
牡蠣の暴力の様子です。蒸し牡蠣うまい。牡蠣で殴られると人は死にます。
締めの汁なし担々麺
もうこの辺で我々は十分に仕上がっており、お腹に一分の隙もないはずが、うまいのでするする入る。
フライドガーリックとスライスアーモンドで十分食感も香りも素晴らしいですが、途中まで食べたところに餃子用の薬味として用意されていたパクチーと自家製ラー油を足したらさらに素敵になりました。
デザートは別腹
……とよく世間では申しますが、そうですね(同意)。
いちごと金柑の杏仁豆腐。素朴な疑問なんですが、手作りで杏仁豆腐ってここまで美味しくなるものなんですか? 知性が低下しきっているのでピントがまったく合っていません。しかし他の写真はもっとひどかったのでしょうがなく……。
美味しいコーヒーの入ったカップとライムの愛玉子(オーギョーチー)。コーヒー単体で撮った写真もあったけど美味しさをまったく表現できていなかったのでボツにしました。食の暴力に屈しています。
小林銅蟲先生が集合の際に何か大きな袋を持っているな……?とは思っていたのですが(すぐに冷蔵庫に収納されたので中までは見ることができていない)、最後の最後にすいかが登場したときにはさすがにびびりました。だって3月(会は3月でした)にすいかですよ。どうやって調達したのか(普通に買ってきたそうですが)。食の暴力には暴力で返す。総合格闘技のようなデザートです。
うまい
はい
ベトナム産レモン塩をかけたら優勝しました。よかったですね
おまけ
銅蟲先生がすいかを切り分けてくださるというちょっと例を見ない貴重な体験に遭遇した我々は、先生を取り囲んで写真を撮っておりました。連写したらあとでGoogleフォトがうまいことしてくれると思ったので、連写してGIFアニメにしたところ、銅蟲先生の手際の良さの一端が再現されたのでここにご報告いたします。