写真を撮ることは好きではあったけど、こだわりなんて一切なく過ごしていたのに、なぜか2008年8月にいきなりデジタル一眼レフカメラを買った。ニコンのD60。割とお高い買い物なので（その後レンズ沼につま先突っ込んでるので感覚おかしくなったけど）、おっかなびっくりエントリー機を。そしてたまたま当時周囲にニコンユーザーが多かったのでニコンを。
全く撮らなかった時期を何回か経て、ここ1年くらいやっと数をこなして、それなりに撮りたいなと思う感じに写せるようになった。買ってからもう5年が経とうとしていて、その間にどんどん新しいカメラが発売されていっているけれど、今のところ本体を買い換えるつもりはない。同じ年に同じ機種を買った人が、割と最近になって壊れるまでたくさんたくさん写真を撮ったのを見てきたからだ。
写真をうまく（「うまい」というのも何をもって、というのがあるから難しいのだけど。意図した通りに？）撮れるようになるには「どんなカメラを使うかではなく、どんな写真を撮るか」だと教わったのも大きい。デジイチではなくiPhoneのカメラでもいつもいつも試行錯誤して撮り続ければよいのだろう。たまたま今手元にあるのがD60で、他のカメラ（S95、その他トイデジ）よりも接触頻度が高いから、接触頻度を保ち続ければよいのだろう。壊れるまでは。
