喫茶店にいるおじちゃんおばちゃんはよくしゃべる。大阪にいるときに自分の中で可視化されてからずっと「それはそういうものなのだ」と思うようになった。東京だろうが大阪だろうが、きっとどこでも喫茶店でお茶を飲む集団のおじちゃんおばちゃんはしゃべるものなのだ。
猛暑の中激辛グルメ祭りでかなり辛いものを食べて、汗が止まらなくなり、一休みしようと思って入った喫茶店で、男性2人女性3人の集団が大声でしゃべっていた。上記の法則を思い出して「まあしょうがないよな」と頼んだあんみつが来るのを待っていた。ふと気がつくとかなり静かだったので集団がいる席を見ると、皆さん大人しく頼んだものを食べていらっしゃる。しかも無言というわけではなく、それなりに会話をしているようなのだ。なぜ静かに会話できるのにさっきは大声なんだろうと思ったけれど、きっと小さい頃に「食べるときは静かにしなさい」と強く言われて育ったのではないかという仮説を立てた。
