Really Saying Something

雑文系ブログです。

めんどくさがりの食事

食への興味・感心が薄いせいなのか、極度のめんどくさがりなのか、1種類のパターンのものを延々食べ続けて飽きない……というよりは飽きたら別のパターンに移ってまた延々、というのを繰り返すことがある。

例えば20代の一時期、お昼にカップラーメン+おにぎりの組み合わせを毎日食していたことがあった。安上がりでお腹がいっぱいになるし温かいものだしで個人的には非常に好都合である。しかし、同僚が見かねて「そういう食生活はやめた方がいい」と注意してくれた(今思えば大変ありがたいことであるが当時は「そんなの気にしなくてもいいのに」くらいな気持ち)。

あとはなぜか1種類のパンにはまっていつもそれを選択するとか。山崎製パンのアップルパイはかつてひたすらリピートしていたけど、最近ちょっと味が変わってしまって好みではなくなった(それでも選ぶ頻度は高い)。ファミリーマート(神戸屋)のもちもちくるみパンは棚にあれば選ぶ。だいたい選ぶ。

また、今でも割とその傾向が残っているけど、一人で食事をとることになった場合に、お店には行かずにコンビニの何かで済ませることが多い。一人でお店に入るのがいやなのではない(そういう意味ではラーメン屋でも吉野家でも普通に一人で入れる)。選択をするのがたぶんめんどうなんだと思う。お店を選ぶ→メニューを選ぶ、の1ステップ分省ける。これまた同僚に「ちゃんとしたものを食べましょう」と言われるけれどなかなか直らない。

よく「人生で食事できる回数はあと○回だから大切にする」という言説も見聞きするし、実際にその説をとる先輩に連れられていろいろなお店でお昼を食べたりもしたけれど(おいしかったです)、自分の身に置き換えるとどうにもぴんとこない。おいしいものがあったとしてもそれは他の人が食べる機会あるし自分じゃなくても、みたいな感じになってしまう。

旅行先では比較的名物に手を出す方だと思う。それは同じ場所に何度も行けないからでもあり、半ば強迫観念のようなものでもあり。

さすがに今となっては、カップラーメン+おにぎりを毎日だと健康に悪そうだし野菜足りないしなー、と考えるくらいの分別はある。がしかし、またうっかりやる可能性もあるなぁ、という気がしている。幸い今は昼食でそういうことにはならない環境だけども。しかし今夜やりそうな気配が……(と思って戒めのためにこれを書いています)。