Really Saying Something

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東方の三博士とWe Three Kingsと主顕祭とガレット・デ・ロワ

キリスト教系の幼稚園に通っていて、年長のときに「御降誕」というクリスマス劇をやりました。東方の三博士が星に導かれながらイエスが生まれた馬小屋にたどり着いて乳香と没薬と黄金を贈り物とする、という一連のお話(有名すぎるのでストーリーだいぶはしょりました)。ちゃんと「星の役」がいて、金の折り紙で作った星を棒で高く掲げて歩き、それを目標として3人が歩く、というところがなんとなく好きで、ベツレヘムの星すごい!と幼心に思ったものでした。私が劇でやったのは「解説」でしたが。

時は流れ、中学生になった頃、「オヨビでない奴!」というドラマが放送されていました。このドラマの放送が終わって間もなく、主演の高橋良明さん、共演した石川博之さんがバイク事故で亡くなってしまい、悲しい思い出でもあるのですが、すごく好きな番組でした。劇中歌としてMannheim Steamrollerが演奏する「We Three Kings」が使われています。

……と軽く一文で済むこの劇中曲の情報、ものすごく好きだったのに、インターネットがない当時は誰のどんなタイトルの曲か全く調べられませんでした。テレビ局に電話すれば教えてもらえることもある、と知ったのもだいぶ後になってからです。再放送を録画していたはずですが、エンドロールに曲名があったかどうか全く記憶にありません。ネットで調べ物をするようになった約10年後、アーティストもタイトルも知らないながら、「オヨビでない奴!」のあの曲なんだっけ!と必死で調べて、やっと「We Three Kings」を探し当てたときのあの感動! 今でこそさくっとぐぐれば済む話ですが、そもそもWebにある情報が限られている時代です。今となってはどこで知ったか覚えていないのですが、Web上に書いておいてくれてありがとう!と言いたい気持ち。

その大好きだった曲が、東方の三博士について歌うクリスマス・キャロルだと知ったのはさらにもう少し後のことです。Wikipediaで知ったのかなと思って履歴を見ましたが、それよりはもうちょっと前に別の何かで知ったような気がします。

ちょっとだけ時間軸が戻って、高校生の頃、吹奏楽部に入っていた私は、O.レスピーギ作曲の交響詩「ローマの祭り」が大好きでした。自分では演奏したことがないものの、当時の全日本吹奏楽コンクールでよく演奏されていたこともあって耳なじみがよく、特に「主顕祭」部分はにぎやかで明るく激しく、聴いているとわくわくしました。


O.レスピーギ / 交響詩「ローマの祭」 - YouTube

4つの祭をモチーフにしていること、それぞれの表すものは知識としては分かっていましたが、かなり最近になって自分が好きな「主顕祭」が、東方の三博士がイエスを訪問・礼拝したことを記念する「公現祭(エピファネイア)」(正教会では「神現祭」)のことだ、ということを知りました。

さらに話は飛んで、昨年末、「ガレット・デ・ロワ」というお菓子と、その中に入れられる人形「フェーヴ」のことを初めて知りました。

もうさすがにぐぐって調べるのが当たり前になって、このお菓子が公現祭に食べるフランスのお菓子であること、その中に公現祭にちなんで東方の三博士のフェーヴが入れられることがあること(フェーヴ自体はたくさん種類があるようですね)が分かりました。大きさが結構あるのでガレット・デ・ロワを食べる機会はなさそうですが、フェーヴにはかえるやら消防車やらいろいろなものがあってかわいくて、ちょっと買ってしまいそうです。

初めて東方の三博士を知った年長の頃から30年以上にわたって、東方の三博士について知り続けることになるとは、幼稚園の頃は思ってもみませんでした(当たり前)。最初からWikipediaを読みまくっていたわけでもないのに好きになるものがなんとなーく関係してくるというのはなんだかおもしろい。

で、その公現祭は今日1月6日です。正教会では降誕祭前夜ですね(正教会の降誕祭は1月7日)。

「個人の日記」グループに入って初めてのエントリーなので、ひたすら個人的な体験をつづってみました。しかも日記でもあります!