※自分の主観をなるべくわかりやすく記述しようと試みていますが概ね意味不明の文章だと思いますのでそっ閉じをおすすめします
以前このような文章を書いた。
そんなに巨大ではない - Really Saying Something
この時点よりはもう少しまともな説明ができそうなので説明を試みる。
これを書いてから半年経った後、「自分が認識している自分の大きさと、実際の自分の大きさが異なる」という現象に名前がついていることを知った。「不思議の国のアリス症候群」という。何度かテレビなどで取り上げられているらしい。
「知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を引き起こす症候群」……まさにこの通りで、自分が主観的に認識しているサイズと、実際のサイズが、かなり違うように感じる。「主観的」というのがポイントで、167cmの自分の身長が200cmとか300cmとかになると思うわけではなく、167cmのまま“大きく感じる”のである。いやわかんないですよねこれ。
起きる症状にはいろいろあるようだけど、自分の場合は以下の通り。
- 自分の体が(実際より)大きく感じる。パターンはいくつかある
- そのまま等比率で拡大した感じ
- 上半身ががっちりする感じ
- かつてCMでやってた「ドムみたいな女子高生」になる感じ(ゲームのCMらしい)
- 自分の足元の下の地面がはるか遠くにあり、自分から見ると高くて怖い。落ちそうに感じる
- 特定の道路、駅のコンコース、ホーム、階段などで起きやすい気がする
- 電車で座席に座っていると膝の上に大玉転がしに使う大玉が乗っているイメージになる
- 前歯が1.5倍くらいに大きくなったように感じる
- (子供時代のみ)部屋で寝ているとものすごく広い部屋と天井があり、その中央にいるイメージになる
- ↑これは割とポピュラーらしい。特に風邪を引いた子供に多いらしい
幸いなことに「このように感じる」以外に特に何か起きるわけではない……というか、こういう感じ方がよくある、という感じだったので、日常生活に大きな影響はない(気になる人はすごく気になってつらいだろうなーと思う)。影響があるとすれば、「体がでかくなった気がする」「歯が大きくなった気がする」という訴えをちょくちょく聞くことになる夫がめんどくさいだろうと思う。申し訳ない。なるべく我慢しているけど言わずにいられないときがあるのだ。
ふと思い返してみると、自分の体の大きさとイメージが一致しないことによって、「洋服を選ぶ」ことには影響があったかもしれないという気がする。(主観的に)細そうな服ははなから着られるように感じないのだった。実体験として、腰回りが入らなくてあきらめることは何回かあったので(これは単純に合わなかっただけだと思う)、これは着られないだろうと思うメーカーやブランドを避けて、その結果としてユニクロを愛好する人間になったような気はしないでもない。実際Lサイズなのでだいぶ選択の幅は狭まるとは思うけど。
昨夜はまた、以前書いたように夜のガラス戸に映った自分を見て「うわ結構小さい」というように思った。たぶん大きいと感じている時間の方が、実体に一致したサイズだと感じている時間よりも長いのだと思う。