Really Saying Something

雑文系ブログです。

服が買えない

何回か書いた気もするけど自分の体格・体型を客観的に判断できないという病気?感覚?に悩まされています。今でこそ身長167cm、オールLサイズ(靴も)な人は珍しくなくなりましたが、小学校6年生までは「学年で2番目に大きい女子」(1番目の人はバレーやってた)、中学生になってからも小学校の持ち上がりなので基本的には「大きい子」でした。高校に入ると人数が一気に増えたのであんまり目立たなくなった感じはしますが、成育過程において「体がでかくて服が入らない」経験を何度も繰り返すと、この世の中には自分が着ることができる服は存在しないのでは?という気分になります。

高校くらいになると一人で服を買いに出かけるようになり、近くの丸井のそれっぽいフロアなどをうろうろするのですが、そこら辺に当時入っていた服屋さんはだいたい店に引っ張り込んでは「これ似合いそう」と言う人が多く、実際に試着するとMサイズで、大丈夫ですよって言われて実際に着ると袖も丈も足りない、肩も合わない、ということが何度かありました。その丸井の中にアールユー(大きめサイズ)ができたときは本当にうれしかった。もう怖いお店の人と会話しなくてもいいんだ!って思いました。

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そこからさらに年月を経て、ユニクロなどファストファッションのお店ができて、とにかく店員さんにいちいちお伺いを立てなくても自分が着られる服があるのだ、という状況は福音でした。それについては以前書きました。

価格帯がわからない - Really Saying Something

先日、夫が帽子屋さんで帽子を買いました。最初は買うつもりはなくて、試していただけだったけど、質問があったので店員さんをつかまえてあれこれ聞いて用途も伝えて、よさそうだったから、というのです。家電量販店の店員さんには質問するけど服(及びそれに準ずるもの。化粧品含む)のお店の店員さんに質問とか怖くてできない。夫は私が「おしゃれなショップ」に対して「過剰に怯えている」と評価しているのを知っている、という前提で、「店員さんと話していると、とにかく買わないと放してもらえない、お金さえ払えばこの恐怖から逃れられる、としか思えない、だから買ってしまう」と夫に告げたところ、その買い方では買いたくない服しか買えないからいつまでも悪いループになるとの寸評でした。

実際、これまでお店の人と会話して買った服できちんと充実感を得られたと感じたのは、パーティー用の服と喪服くらいしか思い浮かびません。この2つはどうにもならなくて、買う!と決めてからデパートに行き、最初から店員さんに声をかけて選んだものです。パーティーバッグや数珠など付属品も同様にそろえました。日常の服に関しては本当に思い出せない。母親と子ども服を買いにいったらサイズが合わなくて、丸井と小田急百貨店イトーヨーカドーを回っても全部だめで、近所の非常に安い服屋さん(名前忘れた)でやっとあった、みたいな思い出しかないのです。一瞬対面販売を避けるために通販を試したこともあったけど、普通の服を買い慣れていない自分にはやや厳しかった。

こうなったらプロの手を借りるしかないんだろうなあ、と思って、最近はこんなページをよく見ています。

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