Really Saying Something

雑文系ブログです。

昔語り

昔話です。LINE BLOGにでも書けよという感じのポエムかもしれません。

昔、割と信頼している人に、その時点でどうしても吐露せずにはいられなかったことをちょっとふんわりとした言い方で(若いし強がってたので弱いところをそのまま見せるのが嫌だったんですね、若いねほんと)言ったら、めっちゃさっくり受け流されて、全然違う話を始められて、勝手にがっくりきた、ということがありました。

今の私ならわかる。物事はストレートに言え、わかってもらいたいなんて甘えだ、わかってもらうために説明しろと。

しかし、まあ若さっていうのもあるかもしれないけど、憧れにも似た信頼感を寄せた人が、ちょろっと弱音吐いたときに、へーふーん大変だねそういう話あるよね、で終わられて、自分のの話がスタートして、これどう思う?みたいなことを聞かれても、あんまり気乗りしないわけです。

結局疎遠になって終わるというか、終わるも何もって感じで、しかも今、さも特定のひとりっぽく書いたけど、実は複数人そういう人がいまして。単にそういう人が近くに多かった、だけかもしれないけど。

きっと世の中そういう人ばかりなんだな、自分のことは全部相談せずに自分で解決しなければ、誰にも弱みを見せまい、と思って過ごして時間が経ってみれば、意外と、割とちゃんと人の話を聞いてくれる人が周囲にいる環境になっていました。

もしかしたら単に私が若かっただけだったのかもしれない=今は丸くなったのかもしれない、そして周囲に恵まれたのかもしれない、けど、あのとき(複数回)感じた断絶というか、絶望に近い感情は、今でもはっきり覚えています。

しかし大人になったら、そういう弱みだの何だのは逆に言いづらくなるもので、当時の私の話を誰か聞いてあげてほしかったなぁ、とはちょっとだけ思います。まあ今より数倍は激しい性格をしてたし、今より数倍はコミュ障だったから自業自得なんだろうけどさ。