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たった3ヶ月、事実上の一人暮らしをした

私が一人暮らしをした期間は、人生でたった3ヶ月しかなかった。大阪に引っ越すことが決まって、夫が大阪へ先に転勤し、私が東京の会社を退職するまでの3ヶ月。厳密にいえば一人暮らしではない、ような気がするが、一応一人で淡々と過ごしていた。



当時の家に住んでいた頃に撮った桜の名所の写真。

東京で二人暮らしをしていたところから先に夫が引っ越したので、当然のことながら、一人暮らしにありがちな「寂しさ」はない。むしろ開放感を楽しんでさえいたように思う。夫と食生活をそろえなくていいという事実は意外に影響が大きく、「電子レンジにつっこめばいろいろ煮炊きができる」というレンジ専用器具を買って、夕飯のカロリーを抑えまくってダイエットをするなどした。その合間に、当時勤めていた会社の引き継ぎや退職後の各種手続きの確認、荷物の移動の手配、送別飲み会が入っていて、あっという間に3ヶ月が過ぎていった気がする。


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当時の家がある街の近くで撮った猫。ただし時期はだいぶ後。

抑揚のある一人暮らし期間ではなかったけれど、その後無事家を引き払い、実家にそのまま戻ると通勤がとてもとても大変なのでウィークリーマンションを借りて2週間ほどそこから会社に通った。それも一人暮らしといえば一人暮らしだろうか。備え付けのキッチンなどもあったけど一切使わず、ただニコニコ動画初音ミクの動画を見て、寝る、という生活に徹した。今思えば環境が変わることへの不安との解釈もできるけど、まあそこまで深刻ではなくて、単にそこに適した娯楽がそれくらいしかなかった、という方が正しい。


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大阪に引っ越して4年後の2011年秋に、また東京に住むことになった。物件探しに使える時間が週末の2日間しかなかったため、最初に二人暮らしをした物件を扱っていた不動産屋さんに駆け込み、同じ街の少し違う場所で部屋を借りた。上の猫も、下のバス停も、2回目に住んだ家にまつわる写真である。時代が時代だけに、「3ヶ月一人暮らしをした」部屋の周辺をきちんとしたカメラで撮っておく習慣はなく、いろいろ探してみたけどガラケーの写真をはてなダイアリーにアップロードしているくらい。4年を経て写真という趣味を得たのは大きい。


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JRの混雑がつらくてよくバスに乗って帰っていた。しかしこのバスターミナル、今はもう全く違う景色になってしまった。

たまに夫単独で旅行に行くイベントが発生し、家に一人でいることがあると、ふとあの3ヶ月を思い出す。いろいろ知識や知恵を付けた今だったらもう少し賢く、あちこち飲みに出かけてみたり、何かしらの夜のイベントに行ってみたりしたのかもしれない。当時は本当に何も知らない、ただ神奈川の実家を出てたまたま東京に1年半住みました、というだけの立ち位置だった。周辺にいいお店もあったし、散歩するのに適した場所もあった。はじめて「それらしいちゃんとしたレストラン」を体験したお店もあった。とにかく盛りが半端なく、お腹いっぱいになったところに巨大なカフェオレボウルでカフェオレが出てきて、比喩ではなく目を丸くした記憶がある。

【閉店】メリメロ (merimero) - 新井薬師前/フレンチ [食べログ](閉店しています。残念)

そこはもう、余程の用事がなければ出向かない街になってしまった。東京に戻ってきてから7年が経とうとしているけど、以前住んだ街には一度も行っていない。これから桜が咲いてきっとものすごくきれいになるはずなのに。


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