昭和50年(1975年)生まれの私にとっては、ピザというのはいわゆる「ピザトースト」のことでした。食パンにピザソースとピーマンとサラミととろけるチーズのっけてオーブントースターで焼くやつです。そもそもピザソースっていうものが食卓に上り始めたのって結構最近(当社比)じゃなかったでしたっけ?
食パンは4枚切りだったり6枚切りだったりでした。8枚切りだと薄すぎてちょっと心許ない。
初めて宅配ピザを頼んだ時(おそらく20代後半)には「こんな便利なものが世の中にあるのか!」と思うなどしました。電話をかけたら食べ物がやってくるのって、小さい頃は“町の中華料理屋さん”か“町のそば屋さん”くらいだったので……しかも「来客があった時に店屋物を食べる」というノリだったので回数が少ない……。宅配のお寿司が出回り始めたのはたぶんもう少し後だったような気がしますが、縁がなさすぎてあまり覚えていません。いずれにしてもたいそうな贅沢をした結果の宅配だったので、当時だったら感動してLサイズを一人でも食べ切れたかもしれない。今はMサイズでぎりぎりです。ポテトを付けると食べ切れなさそうです。
それがいまや、「体調が悪くて家にいる時(かつ胃腸に問題がない時)」はUber Eatsを使えばマクドナルドやケンタッキーフライドチキンがやってくる時代になりました*1。電話すらかけなくていいのってすごいな。大阪にいた頃、義実家の近くのおそば屋さんに電話して義父と二人分の何かを頼んだのがもはや懐かしいです。Googleストリートビューで確認したら今も健在でした。よかった。
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