Really Saying Something

雑文系ブログです。

野宮真貴『赤い口紅があればいい』(幻冬舎文庫)

「赤い口紅があればいい」 #15 - 雨宮まみの「本でいただく心の栄養」 | SPUR

雨宮まみさんのSPURの連載で知った本でしたが、実際に買って読むまでにだいぶ時間がかかり、その間に文庫化されてしまいました。

昨年パーソナルカラー診断を受けてから、「白や黒や赤に負けないので、どんどん身につけていってください」と言われたのを思い出します。いろいろな「赤い口紅」をドラッグストアで買って試すようになってから半年、やっと読もうと思えました。

本文にある「自分をよく知る」はまだまだ道半ばですが、「プロに任せる」はできつつあるのかなぁ、という気がしています。40年以上生きて自分に目を向けるようになったのはごく最近で、クライアントのところに赴く際に「私の持ち服だとだめだ!」と思ったのがきっかけで、それからいろいろな方のTipsをなるべく取り入れるようにしてきました。最終的には東急百貨店でコーディネートを依頼するのが目標です。

そんなにおしゃれじゃなくていいけど、ちゃんと「一歩外に出たらそこはステージ」は、意識しておきたいなと思っています。これは野宮さんが書いていることもありますが、以前入院・手術をした時に、お腹の痛みをかばって猫背にの状態でコインランドリーに向かったら、窓に映る老婆の自分を見てしまったからでもあります。