Really Saying Something

雑文系ブログです。

小旅行好きな人はぜひ漫画『ぱらのま』を読んでみてほしい

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漫画『ぱらのま』(白泉社)に影響されて湘南新宿ラインに乗って国府津まで行きました。海を見て帰ってきました。

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主人公のお姉さん(名前はない)が、ゆるくて適当だけど公共交通機関の旅程はちゃんと考える、そして臨機応変に旅を楽しむ、というスタンスの漫画です。既刊3巻。今月末には4巻が出ると知って大喜びしてます。

ぱらのま 1 (楽園コミックス)

ぱらのま 1 (楽園コミックス)

ぱらのま 2 (楽園コミックス)

ぱらのま 2 (楽園コミックス)

ぱらのま 3 (楽園コミックス)

ぱらのま 3 (楽園コミックス)

一見ほのぼの小旅行漫画なんだけど、作者の方の持ち味なのか、ところどころにちょっとホラーっぽさというか、「この世のものでない」感があります。私の中では『よつばと!』に近い感じ(よつばと!ほど泣けるポイントがあるわけではない)。

あと川原泉っぽさもありますね。コマの中に入っているテキストの情報量がよい。遠出したいなーという気持ちになります。

お休みの日に、そうでなくても会社帰りにふらっととか、出かけたくなる。次の休みは何しようどこ行こう、っていう気持ちを久しぶりに味わっています。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を見ました(ネタバレしています)

アニメ映画史に残るであろう作品だと思うので、観に行かねば、と思い観に行ってきました。

以下、何がネタバレで何がネタバレじゃないか書き分けるのが私には不可能なので、全部ネタバレだと思っていただければ幸いです。

Wikipediaが盛大にネタバレをかましています↓
ja.wikipedia.org

スペック(?)

  • テレビシリーズは25話と26話しか見ていない
  • 旧劇場版は未見、ただいろいろ調べているのでストーリーだけはわかっている
  • 新劇場版がスタートした頃に「リメイクというか、リビルド版だったら今からでもいいだろう」と思って序、破を観る
  • Qのあまりの評価の割れっぷりに恐れをなして、Qは映画館では観ていない
  • シン・エヴァを観る前には観とかないと意味不明だろうと思って、前日にAmazonプライムでQを観たが、意味不明だった
  • ネタバレ上等人間なのでシン・エヴァについても考察や感想などいろいろ読み込んだが、結局よくわからなかった

思ったこと時系列(たぶん)で

  • エッフェル塔ぶち壊してるけど、シン・ゴジラの時のように許諾取ったのだろうか……
  • とりあえずパリがよみがえってよかったですね
  • マリの英語のせりふに「アイフェル」があったのが聞き取れた!
  • 第3村って何???Qで教えておいてほしくない????
  • とりあえずなんかみんな生きてるっぽくてよかった
  • このパートのアヤナミレイ(仮称)かわいいな。LCLに戻っちゃって残念だった
  • シンジにレーション食べさせるアスカ、殺そうとしてるのではってくらい詰め込んでた
  • この辺りで感想では「アスカとケンケン」でざわつくわけですが、全然読み取れなかった
  • アスカが「村は守る対象」(たぶんせりふ違う)って言ってるのかっこいい
  • まあシンジは状況を受け入れられないよねー、っていうかQでもう少し説明してほしくない?????
  • シンジとアヤナミレイ(仮称)が会話?交流?するシーンよかった
  • と思ったら突然元気になるシンジがヴンダーに戻っていった
  • 第3村に残ってもよかったのでは……?
  • ヴンダーに戻るシンジにまた説明がないよ!多少はあったけど!
  • ヴンダーとネルフ(で合ってるかな……)が空中で戦うシーン、ラピュタっぽかった
  • ヤマト作戦あたりからただただぽかんと観ていたので感想らしい感想を記憶していない
  • エヴァめっちゃたくさんいるのに、ゲンドウと冬月先生だけで作戦考えて動かしてたの?2人だけじゃきつくない?
    • アヤナミレイがいっぱいいるから人手は足りてるとかだろうか……
  • アスカが目からなんか(使徒らしい)出すシーン怖かった
  • 「アダムスの器」よくわからん……
  • 槍出てきた
  • あんまり覚えてなくなってきたけど、ミサトさんはどの世界でも撃たれるのだなと思った記憶がある
  • ゲンドウが脳の中身集めるところ怖い
  • 顔が×に光ってるの、なんだかパンの割れ目みたいだなと思った
  • エヴァに乗れるのは一応14歳の人だけじゃなかったんだっけ?と思うくらい突然ゲンドウがエヴァに乗ってびっくりした
  • 量子テレポーテーションが全然テレポーテーションに見えなくて笑ってしまった。早すぎてゆっくり見えるみたいな表現だろうか
  • マイナス宇宙ってなによ
  • ゴルゴダオブジェクト」ってキリスト教の名前なんでも付ければええと思ってるやろ!
  • 交戦するゲンドウとシンジのエヴァのシーンおもしろかった。ミサトさんの部屋とかスタジオとか
  • !!!突然の電車!!!(※電車で対話すること自体はWikipediaを読んでわかっていたが、唐突に電車なのでびっくりした)
  • ゲンドウめっちゃしゃべるな……
  • 「◯◯インパクト」って種類が多すぎへん?
  • 冬月先生とマリの会話のところよかった。「イスカリオテのマリア」ってまた適当にキリスト教から引っ張ってるやろ!あと漫画版を読んでないと人にあらずみたいな会話困る!
  • 槍作ってるのすごい。というか槍があればなんでもできる世界
  • !!!突然の対話終了!!!
  • 赤い海の砂浜で寝転んでいるところはテンション上がった。旧劇観てないけど知ってるぞ!
  • 成長したアスカだって事前に知ってたからなんとかなったけど、急にプラグスーツ破けたアスカがいたら、何のことだかさっぱりわからなかったと思う
  • カヲルとレイのところあんまり覚えてない、レイの髪の毛がめっちゃ長いのここだったっけ……
  • 槍にがんがんエヴァが刺さっていくの面白かった。知らないエヴァもあった
  • 8、9、10くらいまでは認識できたけどその後よくわからなかった
  • 海が青い!
  • マリそういえば残ってたね!
  • 宇部新川駅のシーン、事前に情報を調べていても唐突で「???」ってなったけど、それはそれでいいやと思うくらいさわやかでよかった
  • マリも年齢上がったのかしら……
  • 終劇!!おつかれさまでした!!!!

2回か3回観ないと全然わかりきれないんだろうなー……と思いつつ、未見の旧劇を観ようかなと思います……。

V6解散のお知らせから土日があけて(またの名を #V626 への抱負)

※そんなに簡単に割り切れる話じゃないのでまだまだお気持ちは続くよ!お気持ち上等だぜ!

V6本人たちからの解散のお知らせから3日経った。

私が明確に彼らのファンになったと認識したのは、1998年11月に発売された11枚目のシングル「over/EASY SHOW TIME」からなので、ざっくり22年くらい、濃淡はありつつもファンでいるということになる。

人生の約半分を一緒に過ごしておいてそんなにすぐ納得いくかよってなもんである。

少年隊のように、あるいは叶えられなかったSMAPのように、グループを存続しながら個々の活動メインにして、たまーーーに6人そろって、「コンサートやってくれ!!」とファンがその度に請い願う……というルートだってあったと思う。解散じゃなくてそのままでいてくれたら。もうバク転して!とか言わないから。6人が6人でいてくれたら。

しかし、彼らは解散を選んだ。そりゃあ推しが決めたことなのだから尊重せざるを得ないし、尊重しなかったとしても、容赦なくその時はやってくる。

ぐるぐると「そのままでいてくれたら」と「解散しょうがない」を行き来する中で、個人的にキーポイントとなっているのが、去年の11/1、25年ぴったりに行われた25周年記念配信ライブ(トニフィフコン)である。

あんな完全に仕上げられたライブを見せられて、あんなトークの後にあんな真面目な顔になって歌って、踊って、「Full Circle」で円環の理を見せられて、「クリア」があって……って、しょうがないって思うしかないじゃない!あなたも!私も!!

ファンたちみんな円環の理の中に吸い込まれていくことになるんだなきっと。

(思ってないけど)森田剛がV6にいるままで役者やってくれてもいいじゃん、オカダだってV6なのに賞とか取ってたんだよ、なんて言葉は意味をなさない。なぜなら6人の男たち(歌詞に出てくるやつ)が決めたことだから。ひとりじゃなくて。

圧倒的存在感を放つ「6人で決めた」という事実(たぶん、きっと本当のこと)。

SMAP騒動以来、タレント本人の言葉にしか価値はないと痛感しているので、タレント本人の言葉を見ている(ファンクラブ公式の)んだけど、それがまあ苦しい。圧倒的本当。邪推を許さない。今夜は「三宅健のラヂオ」がある。眠くなるだろうけど聴くよ。しょうがないじゃん本人の言葉なんだから。

こんなに隙のないグループだったっけ?アクリルスタンドを水に沈めてきゃっきゃしてたのに?終わり側まで鮮やかなんてずるいと思う。

一緒に乗っかるしかない残り8ヶ月。

今回のことを「旅の終わり」にたとえたtweetを見かけた。確かに25年、楽しい旅だった。旅なのでトラブルも大変なこともあったけど、長く安全な旅で、それが終着点に向かおうとしている。見届けないといけない。旅の終わりを。

なにせ人生の半分一緒だったんだから!