Really Saying Something

雑文系ブログです。

ケア

最近はスーパー銭湯に行ったり整体に行ったりストレッチをしたりしている。割と長いこと「自分は頑丈だから」と(実際今でもあちこちに綻びはありつつも頑丈だ)適当に乱雑に取り扱ってきたけど、さすがに年が年だけにそういうわけにもいかなくなってきた、と思う。自分が適当に土日ごろごろする分にはよいのだけど、平日に突然予期せぬ調子の悪さを発揮するのはあんまりよくない。風邪の気配があれば、頭痛がすれば、それなりに対処できるけど、どうもそういう感じではなくなってきたのだ。何かしら疲労などで閾値を越えるとすとんと調子が悪くなり、回復までに時間がかかる。となると、普段から健康で健全な生活を心がけ、「すとん」が起きにくいようにするしかない。

整骨院の先生は「呼吸をするための筋肉がこわばっていて呼吸をするだけで凝ってしまう」「横隔膜の動きが弱い」「股関節まわりが全部厳しい」「固くないところを探すのが難しい」という。あまりに呼吸が浅いため「ヨガなんてどうですか?いったん覚えれば自宅でもできますし」なんて言われてしまう。美容師さんにサービスで肩を揉んでもらうと、「前よりはずいぶんましになったと思います」などと感心される。背中に肩と腰からそれぞれ手を回して両手が触れる(説明しづらい)し、股関節の関節そのものは割と動くのに。とかくこの世は生きにくい。

ヨガに関しては以前から周囲の人にいろいろ聞いてみたのでとりあえずチャレンジしてみないとな、と思う。ジムはトータルで見ればいいのだろうけどお金を払っても行かない怠惰な自分を知っているのでほどほどのところから始めたい。あとその前に睡眠時間の確保。そこそこ寝て起きることからクリアしないとどうにもならない。寝つきが悪く寝起きも悪いのは生まれつきの性質ですよと言ってもらえてから「そういうものか」と気分は晴れたけど、早起きが苦手なのは直りづらい。下手すると通勤で歩きながらうたた寝することもある(頻度が低いため対策が立てられない)。このペースだと健全な生活を得る頃には棺桶に片足突っ込んでるのではないだろうか。

基礎体温

女性で産婦人科にかかったことがある方にはたぶんおなじみの基礎体温というやつを測っている。というより測り始めた。人生で3回目だ。前の1、2回目は非常に短期間で終わった。何回か書いたけど私は本当に本当に本当に朝が弱い。起きてすぐに口の中に体温計を突っ込んで5分待って体温が表示されるのを待つという曲芸のようなことができない。5分あったら二度寝しませんか??? 10代の頃(1回目)は割と頻繁に噛んだ状態でまた寝てしまい、母親が5分経ったら起こしてくれるという相当なズル(起きてそのままの体温を測るのでまったく意味がない)をしたけど継続をあきらめた。30代の頃(2回目)は母親の手助けがないので、起きられないかと思いきや、意外なことに1ヶ月だけ続けることができた。きれいに体温のグラフが遷移するのがわかって、私はとても満足して、計測を終えた。

さて3回目であるが、なんと奇跡的なことになんとか1週間記録できている。目覚ましに使っているスマホスヌーズが何回かあった後、すぐ横に置いてある基礎体温計を口に突っ込む。そしてそのままじっとしている。気がつくとふと口が開いていたりもするが(寝てる)、なんとか5分間をやり過ごして、寝起きでよく見えない目で数値を読み取り、シートに記入するほど快活には起きていないので、iPhoneのヘルスケアのリプロダクティブヘルスのコーナーに数値を打ち込む。そしてもう一度ちょっとだけ寝る。数値を読んで数字をタップしている記憶は後から考えるとあんまりなく、なんとなくリプロダクティブヘルスの数値が一応埋まっているのを見返して「なんとか頑張ってるんだなー」などとのんきに考えている。

まだ1ヶ月経ってないため成功体験と呼ぶには難しいけど、紙にこまこま書き入れる形式だったらあっという間に挫折していたかもしれない。何しろ約1年くらい前に婦人科を受診して、なんにせよ基礎体温を測っておくのは有用だから、と言われた後、基礎体温計を買ったはいいもののなんだかんだで約1年放置して先生にこっぴどく怒られ、退路を断たれている状況なのだ。「どうしても決まった時間に毎日起きれません」と至極真剣に伝えたところ、「毎日同じ時間だと絶対に挫折します。4〜5時間の睡眠の後であれば構いません。そんなこと言ってると夜勤の人は測れなくなってしまうので」と言われ、多少気楽になった。

さて今日は諸事情により寝る時間が遅くなった。明朝の私、なんとか頑張ってほしい。

「健康を目指す」ことへの道

あんまりネガティブなことを書くのもなーと思ってブログに書かずにいたのですが(昔Web日記書いてた頃はがんがん載せてたのに……)、我ながら我慢ならなくなって書きます。

夏にめちゃくちゃ忙しい時期があって、割と気合いと根性と時間で乗り切ったのですが、その余波が残暑あたりにやってきて、しばらく体調が悪い時期が続きました。具体的には起きがけの頭痛、めまい、倦怠感、たまに吐き気(めまい由来かも)ですね。もともと偏頭痛持ちなので「薬飲んで寝ていればなんとかなる」と思っていたのに、これがなかなか治らない。治ったと思ってもまた波が来る。内科や耳鼻科*1に行くわけですが、対症療法的な感じにしかならない。あと「よく寝てよく水分をとって」しか言われない。あんまり続くと当然ながら心因性が疑われるので、「心療内科に行っては?」と勧められたりもしたんですが、以前どこかで書いたけど私もともと睡眠障害っぽくて一応定期的に通ってはいたんですね……。しょうがないので(?)かかりつけの先生に相談したところ、起立性低血圧ではないか、とのことで、薬もらって飲んでてまあまあよくなってきていたのです。そしたら、先週固いところに座っていたときに腰痛いなーと思って、土日にストレッチしてたのに、今朝完全に悪くなっててびっくりですよ。これまた対症療法しかなくて、基本的に腰の筋肉を鍛えるしかないようで、要するに総合すると「よく寝てよく水分とってよく運動して」ってことで、とにかく健康を目指さないと不愉快な状態が続くことがわかってしまったんです。今までは健康を目指さなくても健康だったのに(婦人科の持病を除く)。血液検査までされて本当に異常がない(婦人科の持病を除く)。もうこうなったら普通に生きていくために健康を目指す、でなくば死、みたいな感じで、雑な生き方が好きだったのにもう「丁寧な暮らし」とか心がけないといけないのかと思うと悲しいです。適当に生きていきたかった……。

(執筆時間:15分)

*1:以前良性発作性頭位めまい症をやったことがあり、耳鼻科疾患を疑いました