Really Saying Something

雑文系ブログです。

「自分の感受性くらい」

詩人・茨木のり子さんの有名な詩に「自分の感受性くらい」がある。私はたぶんこれを国語の教科書で知ったように思うけれど、「わたしが一番きれいだったとき」の方が教科書に収録されているようで、もしかしたら副教材か何かだったのかもしれない。

茨木のり子・感動の詩

たまたま自分の感覚にフィットしたのか、詩(現代詩)の授業で習ったものの中ではだんとつで記憶に残る詩だった。次点は小学2年生あたりで習った「ツバメの巣(正式な表記がぐぐってもわからない)」で、自分で作ってみるという課題で同級生がツバメの部分を全部スズメに変えて提出して物議を醸したという意味で鮮烈な記憶。

「自分の感受性くらい」を座右の銘とするほど意識が高いわけでもなく、なんとなーく5〜6年に1回くらいふと思い出して見てみる感じ。でもその時々で引っかかるところが少しずつ違っていて、だいたいまとめると「人のせいにするな」ではあるんだけど、だめだなぁと思っているときは叱られているように読めるし、そういうわけでもないときは「そういえばそうだった」みたいに思い起こさせるようにも読める。

Googleで「自分の感受性くらい 金八」がサジェストされるので見てみたら、ドラマ「3年B組金八先生」の第8シーズン(2007年10月〜2008年3月)の中のエピソードだったようで。