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雑文系ブログです。

胸部の超音波検査とマンモグラフィーを受けてきた

ざっくり2ヶ月ほど前から、右の乳房の特定の箇所が強く痛むようになっていました。第二次性徴を迎えたころから、月経の周期に沿って胸が張ったり痛んだりする、という経験をする女性は多いかと思います。10~20代前半は特に月経周期が安定しなかったりそもそも乳腺が発達していなかったりで、痛みが強い、ということもあるようです。私は30代に入ってからあまり胸に異変を感じることはなく、降って湧いた痛さで、しかも2週間が過ぎてもあんまり変わらない。たまに息が止まるような痛みがやってくることもある。ということはあんまりよろしくないのではないかと、乳腺外科を予約しました。乳がんの自覚症状に「痛み」がないのは知識としては知っているんですが、痛いのを変に力入れてかばうせいか、背中とか腕とかも痛むようになっちゃったので。

その乳腺外科は、3年前に一度人間ドックでC(要精密検査)をくらって検査を受けた病院です。人気があるせいなのか、はたまた近所にほどよく乳腺外科がないせいなのか、常に混んでいるし、1ヶ月前から電話予約のみで受け付け。実は3年前に判明した結果を聞きに行ってから(細胞診でclass II、良性判定)、数ヶ月に一度経過観察に来るよういわれていたのですが、1ヶ月前の電話予約がおっくうでぶっちぎっておりました……。毎年の人間ドックでは異変はなかったのでまあいいや、と思ってたんですがやっぱりだめですね。

区の無料の乳がん検診期間と重なったせいかむちゃくちゃ混んでいて、予約とったはいいけど実際にすべてが終わるのに2時間半ほどかかりました。待合室はいすが足りなくてみんな立ってる。無料検診大事だけどこんなに集中するのちょっとつらくないか……しかもこの病院週に2回しか乳腺外科やってないのに……と思いつつ大人しく待ちます。

最初は胸部エコー検査で、超音波を使って乳腺を見ます。実は3年前に検査したのが左か右かすっかり忘れており、今回痛い方の右だと思っていたけど左だよと指摘され、左右盲ここに極まれりという感じで謝りました。前回検査を受けたところは無事(?)視認。今回痛い方も何ヶ所か検査中にマークしていたので、なんかあったんだなーとわかりました。次がマンモグラフィー。まあ痛いっすよね(省略)。そこからだいぶ待たされて、暇つぶしにスマホ見まくっていたらがんがん電池が減りました。

なんかやけに時間くうな、ある程度覚悟はしていたけどなんかあったかな……と思ったら、超音波検査を再度やることに。最初は技師の方がやっていて次は先生が直で。自分の超音波像見るのが結構好きで観察するんですが、おおあったあった、っていう感じで2ヶ所くらい黒く写る部分(超音波が反射せず通過する箇所)が見つかっていました。それをもとに先生から説明を受けたところ、前回の箇所はあんまり変わりないように見えるとのこと。今回見つけた2ヶ所のうち1ヶ所は、形状からしておそらく水が溜まっているだけで問題なし。もう1ヶ所は、問題がないとは言い切れない形をしている、しかし小さいので細胞診がうまく行くかどうかわからない(針を刺せない)、経過観察をしましょう、という結果になりました。1回ぶっちぎっているのがカルテに書かれているので「3ヶ月後に絶対来てくださいね」と念押しされる。すみません……。

ところでまだ胸が痛いんですけどこれどうすればいいですかね?と聞いてみたら、「うーん……月経周期の影響だと思うので様子見ですかね……」ともやもやしたお返事だったので、「市販の痛み止めとか飲めばおさまりますか?」と食い下がる。「たぶんそれでいいと思います」とまたもやもや。まあこれはしょうがなくて、実際自分でも痛み止め飲んだところであんまり効かないの知っているので、「では様子見します」と引き下がりました。なお、痛いと思っている箇所と経過観察になった箇所はかなりずれていて、やっぱり痛み関係ないんだなー(少なくとも初期の診察では)と再確認できました。

区の検診にきた人で混み合う中病院を出たら、意外に疲れたことがわかりました。超音波検査はともかくマンモグラフィーがね……精神的に消耗しますねあれは。ごほうびとして昼食はケンタッキーの持ち帰り(チキン、フィッシュ、ポテトのセット)にしました。おいしかった。

病気がみえる vol.9: 婦人科・乳腺外科

病気がみえる vol.9: 婦人科・乳腺外科