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雑文系ブログです。

平民金子展「ごろごろ、神戸。」もうひとつの世界、を見てきた(本編)

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会場にたどり着くまでの道のりは「784JUNCTION CAFEに無事たどり着いたぞ編」でどうぞ

toya.hatenablog.com

本編

カフェに入るのとほぼ同時に「写真展ですか? 2階です」とカフェの方らしき人から言われ、なんで「こんにちは」以外一言も発してないのにわかるんだろう……と思いながら、小さな階段をのぼって2Fのギャラリーへ。そしたらそこは紛れもなく平民金子ワールドでした。

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平民さんへのメッセージノート。なんとタイミング良く2冊目の1番目をゲットしてしまいました。1userやったー。

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どうも会期の最後に食べ物写真を床に敷き詰めたらしく、「写真を踏んではいけない」「食べ物を踏んではいけない」の合わせ技でとんでもなく悪いことをしてしまっているのではないか、と思ってしまいましたが、どうも私だけではないようで、その場で自撮りゴンスケ(目玉焼きボード)を手伝ってくれた方とも「何かこう踏みにくいですよね……」「やっぱりそうですよね……」と話しました。

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自撮りゴンスケ

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そして、とうとう本当の平民さんにお会いしましたよ。Twitterだって「REGAL2504」だって「ごろごろ、神戸」だって、2だって3だって読んでいたのに、めっちゃ初対面なのに、はてなダイアリーで日記をずっと読んでいた頃のような気持ちで、「あーカレーの一生とか豆腐ぶっかけ丼とか書いてる平民さんだ……」とかぼんやり頭のどこかで思いながら、初めて話しているはずの平民さんといろいろと話をした、のでした。なんだろう、あの2004(平民さんは2003年からと記している)~2008年の頃の謎の同時代感。私と平民さんは同い年で、約15年前だから互いに28歳くらい?の頃からなんとなく知っている人とごく普通に話しているような、謎の感動と謎の平静さがありました。高台のカフェで、写真で埋め尽くされている平民金子ワールドの中で、ごく普通に会話をする、そういう日が来るとは思っていなかった……まあ普通は思わないだろうけど……。

「平民金子展」終了まであと3日 - 平民新聞

で、本当にたまたま、会場に同じタイミングでいらしていた「ごろごろ、神戸2」「ごろごろ、神戸3」を担当されたNさんと、たまたまお話しすることができました。情熱の方でした。やっぱり情熱は大事なのだ。

カフェエリアでコーヒーを飲みながら、やっと手にしたタブロイド判(他いろいろ)を眺め、そろそろおいとましようかなと挨拶するために会場内を探したんですが、平民さんがいない。

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Twitterからも「会場に必ずいるわけではない」のは知っていたので、まあいないことだってあるよな、と普通に会場を出ました。帰り道も写真を撮りながら坂道をぷらぷらと下り、寒かったり暑かったりする天候の中、「海へ向かえば駅があるから帰りは楽だな~」などと思って歩いていました。

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そしたら、会場への道しるべとなっていた郵便局のところで向こう側から歩いてくる平民さんと出会いました。ごく当然のように。

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橋の真ん中でとりとめのない話をして、カレーの一生の頃はGR使ってたとか、最近はフジ使ってるとか(やっぱりみんなフジいいっていうなぁ)、自撮り難しかったっすとか、ちゃんと一眼の神様にお参りしてくださいねとか、橋の上で本当になんか普通に話をしてただけなのに、なんですかねこの顔見知り感。別れ際、平民さんが手を挙げてくれて、ハイタッチしてお別れしました。

今回は突発的に決めて突発的なスケジュールを組んだから、今度来るときはちゃんとお酒飲みましょうよーって誘えるスケジュールで来よう。橋の上で話したみたいにとりとめのない話をしながらお酒を飲もう。そしてまたハイタッチでお別れしよう。ではまた!

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平民金子展「ごろごろ、神戸。」もうひとつの世界、を見てきた(784JUNCTION CAFEに無事たどり着いたぞ編)

兵庫・塩屋のカフェで開催されている『平民金子展「ごろごろ、神戸。」もうひとつの世界』を見に行きました。大阪に住んだことはあるものの、兵庫県といえば三宮と園田くらいしか縁がなかったので、塩屋はだいぶ遠く感じました。でも関西ローカルでは夏の風物詩の話題でもある「須磨海岸」を乗り換え途中で初めて見た! めっちゃ海だった!




塩屋駅からは、平民金子さんの道案内通りに写真を撮ってみようと思いました。行けるやろと思ってたけど、GW初日だからか人通りが多く、客観的に見ると「画角違うからこっちから」と何度か試したりして、割と不審者のような動きになってしまいました。以下執拗に頑張った塩屋駅からカフェへの道のり。


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神戸の街はだいたい「山側」「海側」で通じます。


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このあたりで画角の違いが厳しい。


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完全に不審者の動きで人が立ち去るのを待っていたので、妥協して後ろ姿を……。


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歩幅の違いからか28歩になってしまいました。


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田仲とうふ店さん確かあったと思う。


ここの写真抜けてる! 今気づいた! めっちゃ悔しい!


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この辺から「道案内がなかったら絶対にたどり着けなかったな」と思う。


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しれっとアンパンマンの顔があり、書かれている落書きの内容がすごかった。


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まっすぐって言ってるけどだいぶくねっていて不安にかられる。


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郵便局があってほっとしました。


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またなんとなく不安になる。


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ここは残念ながら広角のレンズじゃないときれいに撮れない感じだったので、屋根でごまかしました。


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道なりくねくねっぽかった気がする……。合ってるはず、合ってるはず、と思いつつ歩く。


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建物名が合ってると安心しますね。


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2階にスパイダーマンがいるんですが、写真と向きが違います。一生懸命写真撮ってたら、不憫に思ったのか、近くで掃除をしていたおじさまが「あれはいつもこっち側を向いているんだけど、今日はなぜか風の影響か向こう向いちゃってて……」と教えてくれました。


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スパイダーマンが厳しい。


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子どもたちがいたら確実に不審者扱いだっただろう。よかった。


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どうしても再現できなくて縦写真にしました。


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この辺は「通り過ぎちゃったから引き返して撮らないと」とかやってた気がする。


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「行き止まり」でますます不安になるのですが橋の方が行き止まりなんだと思う。ノー検証です。


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どの住宅が合ってるのか、ほとんど間違い探し状態。たぶんこの辺で「写真撮ろうと思っておいてよかった、帰れなくなるところだった」と思ったりもした。冒頭で書いた通り「海側」にくだっていけば帰れるんですけどね。


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この写真とか何も意図がなかったら「なんで私家写してるんだろう」って思ったと思います。


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これ、意外とブログに起こそうとすると時間かかるのな(今の心の声)。展示会の話書けなくないか?


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風情のある建物あった! 帰り道だとまた別の風情があった!


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ここも確か通り過ぎて一度引き返しています。写真見て思い出した。


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Googleストリートビュークイズに出たら絶対当てられない自信ある。


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メキシコのグァテマラグァナファトらしいっぽい青い建物を抜けたら


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「もう見えますね」って書かれてましたが、意外とここからも迷うなどしておりました。これは一通り見て出た時に撮った看板です。入り口がまずわかんなかった。

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勇気を出して入ったらこんな感じで、

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無事着きました。

1エントリーで全部書ききるつもりでいたのですが、写真並べでだいぶ消耗したのでいったん公開します……。会期は明日までなので、明日道に迷うかもしれない方の参考になれば幸いです。絶対ならんな。

なぜ神戸にはスパイダーマンの人形とPayPay決済可のお店が多いのか

神戸(といっても広大な神戸市のほんのちょっとの場所だけど)を歩いたりものを食べたり買い物したりしていて、なぜか異様な頻度でスパイダーマンの人形に出くわした。建物の2階のベランダにいるスパイダーマンを撮っていたら、通りかかったおじさまが「それいつもはこっち向いてるんだけど、風が強かったせいかいつもと違う方向を向いてる」と教えてくれた。南京町の中華料理店にもスパイダーマンがいた。ハーバーランドではしゃぐ子供はスパイダーマンの小さめの人形を鳩に向かって振り回していた。

PayPay決済ができるお店も多かった。今回のメインイベントである塩屋訪問でランチを食べたピザのお店で使い、喫茶店で使い、リトルプレスを扱う古本屋さんでも使った。古本屋さんは「初めてなんです!」と喜んでいた。思わず「やたらPayPayが使えるお店が多いように思うんですが、こちらはなぜ導入を?」と聞いてしまったところ、営業の人がやってきていろいろフォローしてくれるのだそうだ。PayPayの営業力すごいな。

その古本屋さんで買った「仕事文脈 vol.13」を読みつつ神戸空港への一歩手前でコンセントを借りつつコーヒーを飲んでいる。

仕事文脈 vol.13

仕事文脈 vol.13