Really Saying Something

雑文系ブログです。

関東風すき焼きと関西風すき焼き

今週のお題「鍋」

関東と関西のすき焼きが同じ名称のメニューなのに作り方がまったく違う、というのは比較的よく知られる食文化あるあるだと思う。

ものすごく雑にいうと、関東は「わりした」というたれ(つゆ?)で肉や野菜を煮る。関西は肉を焼いて砂糖・しょうゆで味をつけ、その後に野菜を入れてその水分で肉や野菜を煮ていく……のだと思う。

関西のすき焼きを食べる機会が1回だけあったが、実はその時の記憶があんまり残っていない。最初に鍋に牛脂をひいて、肉を焼いて、砂糖としょうゆをかけるところまでは「わー本当に関西風だー」と思った。その後に白菜やらえのきやらが入って、追加の肉も入ったことは覚えている。しかし、「最初に肉を焼く」の次に肉を投入するときに、「焼いた」かどうかがわからない。野菜の水分があるなら「煮た」のではないかと思う。だしやたれやつゆを投下した記憶はない。そのうっすらとした印象から、「肉焼いたのは最初だけでは?(言外に「じゃあ最初から野菜も入れればいいのに」という気持ち)」と考えてしまう。

関西に行ってもう一度すき焼きを食べれば、「最初の肉以外の調理法はいったい何なのか」ということがわかるだろうけど、あまり機会がない。関西に行く機会はちょこちょこあってもなかなかすき焼きを選択することがない気がする。鍋だったらハリハリ鍋を食べてしまいそう。