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THE MUSIC DAY ジャニーズスーパーヒットメドレーとV6のメドレーを見て考えたこと(感想ではない)

natalie.mu

moarh.hatenablog.jp

「THE MUSIC DAY ジャニーズスーパーヒットメドレー」が放送されたので詳細は上記2記事をご覧いただきたい。所詮メドレーが始まってから放送を察知した私には番組を語る資格はない。そして22時頃、出演グループとして単独のV6の出番があった。曲順は以下の通り。

「MFTP」はデビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」(1995年)のことである。かっこつけて略したのではなく文字数がオーバーして削らざるを得なかった。先にコーナーを終えたTOKIOKinKi Kids関ジャニ∞などを見ていたため曲数はせいぜい2曲、人口に膾炙した曲であり紅白でも堂々歌われた「WAになっておどろう」(1997年)とデビュー20周年を意味するデビュー曲の組み合わせで終わるだろうと踏んでいた。そしてその予想は2曲目までは順当であった。

曲名が間違っているが直前の待機時間にあわてて打ったので許してほしい。とにかく私はこの番組における最大の労力をかけるべきグループはTOKIOだと思っていた。そのためV6はさらっと終わるだろうと思っていた。21時台は井ノ原氏が司会を務めるアド街の放送があったこともある。私は完全に油断していた。先にはったtweetの通り、3曲目までは懐古モードだったのだが、4曲目の「愛なんだ」(1997年)でさすがにこれは様子がおかしいと思い始める。「愛なんだ」は押しも押されもせぬV6最大のヒット曲であり、ラインアップに入ってきてもまったくおかしくはないが、「WAになっておどろう」が入った時点でだいたいメドレーから外れる気がしている。コンサートでは最後の方にたたみかけるように歌われる印象がある*1

しかし「愛なんだ」のサビを流さずにきちっと踊るV6に目は釘付けとなっており、さらに油断した状態で「TAKE ME HIGHER」(1996年)に突入する。これは私が一番ファンであるところの長野くんが主演した「ウルトラマンティガ」の主題歌で、振り付けなどは比較的長野くんをフィーチャーしており、センターになる時間も多い。混乱した頭で「TAKE ME HIGHER」を歌い踊るメンバーを見る私。おかしいなダンスは覚えているのに歌のどの部分が歌われたか記憶にない。長野氏はなんかやけに長いコートの裾をきれいにさばきながらびしばしとダンスを決めており、他のメンバーとの息の合い方も素晴らしい*2。坂本くんのあのよくわからない襟は牧師さんに見間違えられており、たいそうかわいらしかった。43歳*3なんだぜあれが。「MUSIC FOR THE PEOPLE」できっちり要所要所をしめていくその姿はまるで守護神のようだったけど「TAKE ME HIGHER」は実はあんまり見れてない、なぜならだいたい私はヒロシを見ているからである。

だいたい私がV6の話を書くと途中から脱線を始めるのでよくない。しかも長野くんは坂本くんの1歳下でありあと3ヶ月もすれば43歳になる。ついでに出演者の中で事務所歴が一番長い!というのがネタとしてTwitterで出回っていたがあれは長野ファンの間では自明のことであり特に驚きはない。先日も長野くんが一時事務所に行かなくなって通っていたという専門学校の看板を見て「懐かしいな」と思ったくらいである。

そして新曲「Wait for you」。私の不勉強で最近のシングル曲についてはほぼ知らない状態だったため、その中の1曲だとばかり思っていた。まさかの新曲披露とは思っていなかった。Twitterで非公開リストとして作ってある「V6」を追いながら、この曲がベスト盤に収録される1曲だということを知った。華麗でダンサブルで、こんなおしゃれな曲をV6がもらっていいの?ほんとに?とさらに思考能力が失われ、ただただ6人が歌い踊るのを見守るばかりである。しかも1回しか聞いてないので自信はないが、三宅くんのあの声が魅力的にちりばめられ、ところどころ森田くんもしっかり歌っており、さらに岡田ソロ?らしきところがあったではないか。あんまりヒロシの声は聞こえてこないけどそれは通常運転なのでまあしょうがない。

怒濤のように時間が過ぎ去り、新曲登場でしかばね化するTLを見ながら、ふと思った。ジャニーズメドレーの存在を知らない状態でよかったのか? せめて20周年記念イヤー、最低限のエアチェック*4くらいはすべきなのではないか? ファーストアルバムの名前を冠したツアーのチケットのファンクラブ抽選は終わった。せめてファンクラブに入り直して*5、最寄りの会場くらいにはチケット参戦してもよかったのではなかったか? 24時間テレビへの準備も特にしていない。せいぜいHDD多少は空けとかなきゃなあくらいなもんである。

しかし私は知っている。もし正面からチケット争奪戦に参戦するならば、それは社会人人生に少なからず影響を与えるレベルになってしまうと。何ヶ月か先がどの程度忙しいか、今の自分にはわからない。10年以上前、夜行バスを使ってまでも参戦した、北はさいたまスーパーアリーナ、西は大阪城ホールでのさまざまなコンサートの際は、平日に休むことが可能な上、比較的仕事の見通しも立ちやすかった。もちろん不確定要素があるにはあるが、性質は異なっていた。

もし正面からエアチェックをするならば、アイドル雑誌とテレビ雑誌各誌に加え、いまや活動の範囲が広がりまくってしまった6人を箸で米粒を拾うがごとく注視しないと気が済まないだろう。買った雑誌はそのままにしておくわけにはいかない。切り抜いたり、あるいはスキャンしたりして、情報を加工しなければならない。そのままにしておくなら無尽蔵に増え続けていくからだ。24時間テレビというのはかくも過酷であることを、SMAPのときに知った。

V6に関するジャニヲタ活動については、もう最前線に立つことはないだろうと思っていた。のんびりと眺め、たまに今日のように歌番組を見て大騒ぎする、その程度でいいと思っていた。つまり私の中で、番組視聴はジャニヲタの活動の範疇には入らない。これは偉大なるブロガー・あややさんの見解とも一致する。

hatenanews.com

実際のところ私は自分の中でどのように「ジャニヲタ」を定義付けているかと言えば、「好きなタレントに対してお金を使っているか否か」という線引きにしている。分かりやすいところでの第一歩はシングルCDを買うところになるかと思うが、それまでテレビを見ているだけだったファンが、このタレントの為にお金を使いたい、今まで費やしていなかったところにお金を費やし始めた瞬間、そこを私は「ジャニヲタ」の誕生ラインとしている。あくまで個人的な考えである為、これはまた機会があればもう少し掘り下げてみたいところである。

ジャニヲタはなぜアンケートが好き? ブロガーの呼び掛けに1万人が参加したアンケートの裏側 - はてなニュース

私は既に3枚目のベストアルバム「SUPER Very best」の全部入りバージョンを予約した。もうジャニヲタの出戻りだ。しかも今回の新曲披露により、初回生産限定盤をも買うはめになりそうな気がしている。ここからさらに踏み込むか否か。24時間テレビがスタートする前までに何らかの結論を出さなければならない。

*1:といってもここ何年もコンサートに行っていないので最近の定番曲は知らないのであった。

*2:一部誰か間違えてた、確かPVでも間違えてなかったか。忘れたけどベスト盤買うしそこでチェックしよう。

*3:あと2週間ちょっとで44歳!めでたい!

*4:アド街やネクジェネ、あさイチなどレギュラー番組は除く。

*5:これまで3回入っているが、現在は退会状態。