なんかの勢いで「私みたいな大人にならないでくださいね!」と複数の若者(だいたい10歳以上年齢が下の方)に言う機会があり、それはぴょこっと飛び出しただけだったんだけど、実際真似してはならぬけものみちであるし、せっかくなのでふと書き起こす。
- 寝た方がいい。早寝早起きでなくてもいいと思う。寝ないと確実に心身のどこかがやられてしまう
- 寝られないのは自分の努力不足とか思わない。無理なものは無理
- ごはんは食べたいものを食べてるな〜と思って食べるのがよい。同じメニューでも納得感が違う。カップヌードルとおにぎりが連続してた時も、食べたいから選択するのと、お金のために他の選択肢を消すのだったら、食べたくて食べてる方がうまい
- いやだなーと思う街には近づかない。滞在時間を短くする
- めっちゃ仕事が降ってきたらたまに全力以上でやると限界を知れるのでよい。酒の許容量を知るのと同じ。毎回全力だと依存みたいになるから仕事し続けないと死ぬことになってやばい
- 何かしら人に身体をメンテナンスしてもらう機会があると、客観的に身体のことがわかって、直すかどうかは別として「ほほうそんな状態に……」と思えて便利。鏡にうつる自分は完全に当てにならない
- 体重計には乗っておく
- 風呂が苦手な場合は最低限の清潔さだけキープする手法を編み出す。休みの日はさぼるとか、手加減するとか、手数を減らすとか
- 理論武装を覚える。法律や仕組みや決まりごとで自分を守る
- 専門家には金を出して頼る。士業は特に
- 丁寧に聞くと回答が得られやすい、と考える。確実ではないけど確率は上げられる
- ものを雑に扱わない。お金など他者と交換するものは丁寧に。放り出すとかだめ
- 放り出したものを猫に踏まれたら放った自分の責任
- でもものは壊れるし破れるしいつかなくなると心得る
- 家族も親族も配偶者も、他人はあくまでも他人。頼りすぎない。勝手に期待しない。けんかする時はした方がいい
- 仲良くとか思い遣れとか言ってくる他人は無視してよい。よくも悪くもそういうのは本人の素質
- 「時間は一定の流れで連続する前提である」ということをしぶしぶでも納得しておく。戻らないし進まない
- 1円を笑う者は10円で10倍笑える、くらいの気持ちでお金に接する。考える能力がないのに考えると死ぬ
- 世界のすべての知識にアクセスすることはできない、とあきらめておく