Really Saying Something

雑文系ブログです。

リモートワーク時代における雑談考

この記事はmasawada Advent Calendar 2022の11日目の記事です。

adventar.org

とはいえコロナ禍、そしてリモートワークへの流れが進む中で、2022年にmasawadaさんと直接会話する機会は片手に収まるくらい(たぶん1~2回偶然に)だった気がします。間違っていたら教えてください。

同僚とだらっとした/とりとめもない/めちゃくちゃ面白い雑談をする機会が本当に減ってしまって、不可逆でどうしようもないこととはいえ寂しいことではあります。会社のエンジニアの人と正規表現で遊んだり、趣味や日常でハマっていることについて知識を得たり、つるっと仕事で良い感じのアイデアが出てきたり、何気ない会話の中にはさまざまなメリットがあるように思います(時間が費やされるのがデメリットといえばデメリットだけど、一緒に時間を過ごすということにもメリットはあるし、そもそもメリット・デメリットを考えて会話するのか?というとそうじゃないと思っています)。

もちろん「雑談タイム」をうまく作ったり、Slackの趣味チャンネルで会話したり……というのはあるにはあるのですが、グルーヴ感が足りない。どこに転がるかわからないだらだら感もない。いつの間にか仕事の話で熱くなったりすることも少ない。「さあ、雑談しましょう」とSlackのDMを誰かに送るのも変な話です。新しく入社した方との心理的距離を徐々に縮める機会も少ない……。

コロナ禍の状況下での会食時のマナーを守って飲食店で会話するのもありっちゃありですが、毎度毎度雑談のたびに店に出向くのも金はかかるし行き帰りの時間も必要になるし、ベストな代案とは思いづらい。

たまに同僚や知人と会う機会があるとうれしくなって早口のオタクになってしまいがちで、本日参加した「第2回日記祭」(下北沢のBONUS TRACKにて)でも自分のブースに立ち寄ってくれた人にテンション高く話しまくってしまうというコミュニケーション能力の調整弁あるいはオンオフの切り替えのへたくそさが際立ったように思えて心苦しいのでした*1

*1:日記祭への参加の話は別の記事で書こうと思います