Really Saying Something

主に雑文系ブログです。他にバイク(VTR-F)日記とかTwitterのlikeまとめブログとかやってます。

#私を構成する5つのマンガ

Twitterで流行ってるそうだけど私はブログに書く(唐突)

動物のお医者さん佐々木倫子

この漫画の影響で北海道大学理IIの偏差値が上がった時にリアルタイム高校生でした。部活で回し読みしてめちゃくちゃ笑っていた青春の思い出よ。思い出だけでなく、あちこちに散りばめられた雑学で私の脳みそは出来上がっていった気がします。「同定」「コンタミ」「ぎゅうぎゅうの口の感の狂った短気のデブがけつようぴに遊びにでんとアフリカのスーダンにこられペットにヒナをもらった」*1などなど、本当にいろいろなことを学びました。クワイは池に沈めてもぷかぷか浮いてきちゃう、という漆原教授の話のおかげで、「99人の壁」の「クワイ」を正答できたりとか(テレビの前でだけど)。後に北海道旅行で北大の敷地内を歩いた時には感慨深かったです。

愛蔵版出てるの知らなかった。買うか。

SLUM DUNK(井上雄彦

これもリアルタイム高校生だったんですよ……赤木先輩はいつでも私の赤木先輩だよ……。そのうち赤木先輩の年齢をさっくり追い越し、大学生かなんかの時に最終巻を迎えて私はぼろ泣きしました。今もネットカフェなんかでラスト3巻を読むだけでたぶん泣ける。

地元鎌倉周辺が舞台だったということもあり、あちこちに地元の風景や自分の高校のパーツが散りばめてあって、それをリアルタイムで読めたというのは代えがたい体験でした。もう今から日坂(鎌倉高校前駅の近くの坂)を見ても何も感じないかもしれないけど、当時は「うわ!あそこの坂出てきた!鎌高かよ!」とか思ってたし。

動物のお医者さん』と違って私の実際の血肉になったかというと違うけど、NBAのスーパープレイをニュースで見る時とかに役に立ちます。

銀のロマンティック…わはは(川原泉

川原泉作品は「甲子園の空に笑え!」「メイプル戦記」「笑う大天使」などなど、いくつも読みましたが、自分を構成するとまで言い切るならこれですかねー。フィギュアスケートがめっちゃ好きかというとそこまでじゃないが、見れば楽しめる、という素養の他に、フィギュアスケートの歴史も学べるし、衣装や楽曲の準備が大変なことも知ったし。あとはなんといっても最終回でしょうか。たぶんこの漫画を読んで好きだと思った人はクワドラブルのところで泣くでしょ。さすがに泣くでしょ。

奇子手塚治虫

奇子 (上) (角川文庫)

奇子 (上) (角川文庫)

奇子 (下) (角川文庫)

奇子 (下) (角川文庫)

ここまで雑学系(と私は勝手に思っている)だったのに突然の奇子!!!

実家に昔からあって、意味はわからないながらも6歳まで(小学校に上がる前)のどこかで読み終えてました。ちゃんと内容が把握できたのはそれから10年以上後のことじゃった……。でも、意味はわからなくても「人間というもののどろどろ」が描かれていることはちゃんとわかった。さすが手塚治虫ヰタ・セクスアリスとまでもいかなかったなあ。本当に意味がわからずに読む性的な漫画、って結構貴重なのではないか。

アーシアン高河ゆん

途中で作品をぶん投げることで私の中で有名な高河ゆん先生、当時のきれいな思い出のままにしておきたいけど、向き合わざるを得ない。「源氏」と迷いましたが思い入れとしてはこちら。いわゆる「やおい*2の入り口に立った漫画だし、そういう文脈で流行ったのは紛れもなく事実なのですが、「絵がきれいだから好き」「世界観に魅了される」という漫画ならではの体験はアーシアンが最初だったように思います。アートブック的な本も買ったよー。ミカエルとラファエルの関係性が好きでした。

……しかし、私はこの作品を最後まで読み切ってはいないのです。旧版で止まってるんですよね。完結版までの10年の間に、私はあまりにも作品を放置する高河ゆんさんを見切り、どの作品も最後まで読まないということを選んだのでした。「ローラカイザー」も完結してるそうですが最終巻は読んでいないし。もうそろそろアーシアンくらいは最後まで読み切ってもいいのかも……しれない……。

漫画も小説も描き手の都合に振り回される、という体験と思春期が重なったのはなかなかに影響が強いと思った作品でした。ちなみに小説は藤本ひとみさんの「まんが家マリナ・シリーズ」な。

「シャルルに捧げる夜想曲」のイラストは高河ゆんさんなのである。

*1:当時の法定伝染病の覚え方。今は違うそうです。

*2:当時BLとは表現していなかったと思う。この辺記憶が曖昧なのでちゃんとした文献に当たらないとだめそう。