当初のツアーの本申し込みはすべて落選でしたが、制作開放席の抽選お知らせメールが来て、前日に長い長い夕方を過ごし、本日行ってまいりました。
なお、この10/31参戦にあたって、周囲の方々のご理解および支え、Twitterのフォロワーの皆さまとの精神的なつながりがあったからこその実現だったことを冒頭に記します。本当にありがとうございました。
全体
ここから注釈がめちゃくちゃ多くなります。セットリストについては明日の配信もあるので言及を避けます。何が書いてあるかというと自分の情緒についてです。
制作開放席
到着してみたらさすが制作開放席、めっちゃ真横でした。私は能楽堂で狂言を観る時に脇正面席を選ぶことが多いので*1真横上等、めっちゃ楽しむぞ、と気合が入りました。
そしてさすがの真横。演者であるV6がいかにスタッフの皆さまとリハーサルを積み重ねているのかがよくわかりました。機材トラブル*2があったり、V6の6人の待機中の表情がわかったり、袖にはけていくカミセンが見られたり……もちろん普通に当選するのが一番良いとは思いますが、観客との合意のもとにがんがん客席作ってほしい! さいたまスーパーアリーナのこけら落としの時に、普通の席のはずがほぼまともに見られない席が割り振られた時の思い出がよみがえる……*3。
「表情がわかる」と書きましたが、真横であるがゆえに演出の各種ライトのもろに正面、ということが多く、特にトロッコ*4から乗り移った高く上る台*5でリアル後光が差した准ちゃん剛つんはまぶしくて見えなかった。でも正面ステージの真横に設置されたライトの効果で、位置関係的に6人のシルエットとして見えることが多くて、ちょっと得したなぁと思いました。
肝心のステージの話。最初はいちいち「この曲での歌って踊るV6を直接見るラストか……」と感傷に浸っていたものの、考えてみればすべての曲が「ラスト」なので、あんまり意味がないなと思い、極力6人を追うことに努めました。6人のフォーメーションが広い花道で映えて本当にきれいだった。曲それぞれの感想もあるけど明日があるのでいったん控えます。
メンバーそれぞれについて
坂本くん
気持ち悪い生き物*6なので、個別に書いていくぞ。やっぱりMCの話題になったのは前日のルヴァンカップでの国歌独唱で、「マーサ坂本」ではなく「V6坂本昌行」として歌唱力が評価されてよかったねえ、という気持ちになりました。
コンレポのtweet楽しく拝見してるけど、私自身でやれるかというと全くやれないw 皆さまありがとうございます……「さざれ石の」を一息で歌うのを坂本くんにアドバイスしたのは三宅くんだそうです、これだけはなんとか書き残しておくぞ。「健が教えてくれたんだよね」ってまーくん言ってた
— toya (@toya) 2021年10月31日
「さざれ石の」を一息で、というのは昨日のTwitteでも評価ポイントになっていたので健ちゃんナイスアシスト! イノッチは当日スタジアムまで行っていたそうで、いろいろ(いたずらを)考えていたけど緊張感がすごくてそれどころじゃない雰囲気だったとのこと。健ちゃんはテレビの前に陣取って見ていたという話をしていました。あとサッカー経験者として感想を聞かれた剛つんが「許せねえ」とわざと言ってて面白かったです。
後半になればなるほど声量をコントロールして歌い上げてくれている気がして、こんなに歌の上手い人がV6にはいるんだぜ、と誇らしい気持ちになりました。
長野くん
さすが自担。安定感のあるロイヤルお手振り健在。曲の入りで「ワン、トゥー……」とカウント取ったのが雰囲気に合わなくてストップされてしまい、なぜかすねる、というトニセンわちゃわちゃコントがよかったです。あと本当に歌が上手くなったねヒロシ*7。ソロパートを歌い上げているのを聴いてじーんとしてしまった。
一度だけ近くに来てくれたので頑張って手を振った。目線はもらえていない……と思う。でもあなたが推しでい続けてくれたからV6のファンを22年ちょっとやってこられました。
井ノ原くん
いつも変わらずふざけてくれるけど、実は人見知りだしあまりしゃべらない方だというのを結構最近のトークで聞いてから、実は無理してないかなとか、弁の立つ方ではない5人を引っ張るのつらくなかったのかなとか、そういうことを考えるようになってしまいました。まあそう思われるのは不本意だと思うので淡々とトークを楽しんだのですが。岡田・三宅にじっと見られて「デビュー曲だぜ!」*8という煽りをいう羽目になったところは我慢しきれなくて笑いましたすみません。
歌もダンスもトークも全部こなせる器用さが素敵です。すみっコぐらしと最近やけにからんでるなーと思ってたら、映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」のナレーション担当だったのですね……。宣伝のナレーションを聞いて「井ノ原くん?」と気づきました。
幕張メッセを第2の聖地としてくれてありがとうございます。良い思い出ができたし幕張私も好きになった!
森田くん
だいたい自担が別でもダンスを見てしまう、というのが最近のどなたかのtweetで回ってきたんですが、私もまさにそうで、ひらりひらりと舞い踊る様子をどうしても目で追ってしまう。魔法のようにくるくると踊っているのがたぶん今後見られる可能性はかなり低いと思うと寂しいです。
上記デビュー曲で先頭に立つ森田くんはいつでもどんな時でもかっこよかったし、今日もかっこよかったです。今日唯一「目線もらえたかも」と思った瞬間があったので、もらったことにします。
写真撮影の時、なんで下の歯を出そうと思ったんですかね??????
三宅くん
三宅健の「良さ」に気づいたのが結構最近(20周年の頃くらい)で、その前も好きは好きだったけど「模範的なアイドル」としてで、今は「プロのアイドル」としてとても尊敬しています。解散が発表されてから、今までの間に、歌番組があるたびにTwitterでハッシュタグを指定してくれていなかったら、ここまで精神的な結び付きを感じられることはなかったんだろうなと思います。
三宅くんの立ち姿、他の5人よりもすごく背筋がぴんとしていることに、今日真横から見て初めて気付きました。
岡田くん
私なんぞがもう言うことはないのでは、と思ったけどなんかめちゃくちゃ印象的だったことをtweetに残しました。
岡田くんが6人の写真を撮る、と聞いてどうやるんだろうと思ってたら、三脚付けたデジカメとフィルムカメラ(たぶんライカ)の2台が運び込まれ、デジカメの方はコードで、フィルムの方はタイマーで撮ってた。剛くんが下の歯を出そうとするところまで1tweetに書ききれない
— toya (@toya) 2021年10月31日
影の微調整をするために「剛くんと健くんちょっと前に出てほしい」的なこと(語尾が違うと思う)を言ってた時の、「剛くん」「健くん」の口調が「あー岡田だな」って思ってしんみりした。書き起こすと何言ってるかわからんなこれ……
— toya (@toya) 2021年10月31日
変わらずV6の末っ子でいてくれてありがとうございます。これからも末っ子でいてほしい。でもそうならないのはわかっているけど、たまに末っ子に戻ってもらえたらうれしいです。
まとめ
セットリストに触れない&トーク書き起こしが下手くそだと中途半端な感想になるな!
結果として、とても楽しかったし、泣くこともなく終わりました。直接V6の6人に会える機会としては最後だったけど、健やかに終わらせることができたかなと思います。
しかし明日は解散の日、そして配信ライブの日*9。自分がどのような感情に襲われるのか、まったくもって想像がつきません。もしかしたらめちゃくちゃぐずぐずになってる可能性もある。それもそれで、当日のことをちゃんと書き残しておきたいなと思っています。何しろ大事な推しの最後の日なのだし。がんばれわたし。
*1:少し安くてお得だからというのもある。
*2:リフターのせり上がりタイミングが違っていた。記憶では長野坂本の2人がリフターによじ登り、カミセンの3人が中途半端な高さのリフターからぽんぽん飛び降りていた。
*3:とはいっても参戦できるだけでうれしかったのであんまりつらい思い出にはなっていない。
*4:人力だった。すごい。
*5:名前がとっさにわからないので注釈でごまかしています。とにかく書き進めないといけないという気持ち。
*6:ミッツさんの発言より。
*7:上から目線ですみません。でも本当に安定した!!!
*8:曲のネタバレになっているけど、さすがにデビュー曲は歌うだろうということで……。