Really Saying Something

雑文系ブログです。

YAPC::Hiroshima 2024にスタッフとして参加した+スタッフ参加に役立ったものリスト

YAPC::Hiroshima 2024にコアスタッフとして参加してきました。技術者の集まるリアルイベントへの参加はこれが2回目です。1回目はこちら。

YAPC::Kyoto 2023に参加するための京都観光を終えて #yapcjapan - Really Saying Something

上記にコアスタッフとして参加する経緯も書いてありますが、端的にまとめると「YAPC::Kyoto 2023に参加してみたら思いのほか楽しかったので自分も運営側に入ってみたいと思った」「papixさんに相談したら快諾いただいた」という流れでした。やってみたいと思ったらシュッとやってみよう!という自分内のキャンペーンにも合致していました。

私は本当に人の顔を覚えるのが苦手なので(たぶん特性……)、自ら名乗っていくスタイルとしてアイコンをアクリルバッジにしたものを付けて過ごしました。

ブログを書くまでがYAPCなのでとにかく書いていきます。

時系列的な思い出

-1日目:2/8(木)

2/9(金)に休みを取ったので、フルフレックスを利用して、朝早く出社して夕方に退勤。どうしても終わらせないといけない仕事、2/9(金)にどうしてもやらないといけないタスクなどをちぎっては投げちぎっては投げ整理してはメモして過ごす。コアスタッフとしての活動もある。夕方退勤して帰宅して荷造り。たった2泊3日のことなのに荷物が重い。キャリーケースに運び屋としての荷物も入れていたので「バックパッカーかな?」っていう感じの大きさに。翌朝の起床が早いのでとにかく早めに寝る。寝るったら寝る。しかし普段から寝付きが異様に悪いクラスタなので、寝付くのが大変。これが後々響いてくる。

0日目:2/9(金)

朝4時半に起床。忘れ物がないかどうかはらはらする。それでも「荷物を持って新幹線に乗りさえすればなんとかなる」と信じて新幹線乗車。

京都や大阪にはよく行く機会があるのだけどそれより西はなかなか行かないので、結構な長旅だなと感じた。耳栓をゲットしておいてよかった。付けてしばし寝る。

新大阪を過ぎてからはあっという間で、車窓とGoogleマップを見比べるなどして遊んでいた。そして広島に到着!なんと25年ぶりくらい!(学生の頃に来たことがあった)

ターミナルの路線図前にいたガイドの方に教えてもらって、ホテル最寄りまで行くバスに乗れた。ありがとうガイドの方。10時半頃にホテルで荷物を預け、1階にあるカフェで少しだけ軽食をとって仕事をしてから、YAPC::Hiroshimaの会場である広島国際会議場へ移動。正午過ぎにスタッフの集合場所に到着。

14時になって前日設営スタート。それまでDiscordの向こう側にいた皆さんがここに集まっている……!というのはなかなか感慨深いことだった。最初にぐるっと一周自己紹介をしたのだけど、年齢もバックグラウンドも全然違う人たちなんだなぁ、としみじみ。

このあたりで記憶がちりぢりになっていて、ノベルティと前夜祭の準備をして、受付と誘導をやりつつ、懐かしい方々と少しお話ししたりご挨拶したりもして、前夜祭が終わり、片付けをして、当日の朝の確認をしてからホテルに戻った気が……する……。とにかく寝ないといけないな、と思ったのだがなかなか寝付けない(その2)。まるで遠足前日の子どもである。

実際私は遠足の前の日にそわそわしすぎて当日に具合を悪くした経験、大学のサークルの合宿で1日目に気合い入りすぎて翌日に具合を悪くした経験、台湾旅行で成田空港の時点なのに大興奮して調子を崩す経験などをしているので、とにかくつつがなく行程を終えることを最優先にしていた。

1日目:2/10(土)

朝7時半に広島国際会議場へ集合。受付開始の9時までにそんなにやることがあったっけ、と思ったら受付準備がめちゃくちゃ大変だったのだった。受付が概ね落ち着いたあたりでスタッフ部屋に戻り、Xまわりとスタッフ部屋の待機(荷物の見張り、伝言など)を担当。また、この間にスポンサーブースを少し回って、大変楽しかった。

杜甫々さんのキーノートが始まったあたりで、配信の音声を上げて聞いていた。杜甫々さんのお話はまたきちんと聞きたい。

クロージングでkobakenさんがスポンサーさまのお名前の読み上げをしている時に、やっと実感が湧いてきたようで、この時にものすごくしみじみした。イベントが始まって、終わる。その中にものすごい量の熱意と工夫と努力があることよなあ。

しみじみしている間もなく今度は懇親会である。少し遅れて会場に到着。たくさんの方々と、とまではいかなかったけど、少しずつお話しすることができた(後述)。オフラインって本当に便利だなぁ。

懇親会が終わったらスタッフ向けのスタッフ懇親会……だったのだけど、2日連続で睡眠に失敗しているので、しばし迷って、潔くホテルに帰ることにした。これは結構な苦渋の決断で、ここでご挨拶しないと懇談できない人たちがたくさんいたし、後悔するかもしれないな、とも思ったのだけど、無事に健康な状態で広島から自宅に帰らないとYAPC::Hiroshimaに参加してよかったって言い切れない!!!!と判断した。そして寝た。夜中までXのタイムラインを追ってしまったけど、眠れた。

2日目:2/11(日)

アフターイベントか、広島観光か、などいろいろ選択肢のある日。アフターイベントに参加してみることにした。

YAYAPC::Hiroshima ~オフラインだからできる話〜 - connpass

そうそうたる顔ぶれで「オフラインだからできる話」をする、という内容に惹かれて登録したら、本当に面白かった。内容は詳しく書けないけど面白かった。今思えばオフライン(手書き)でメモ取ればよかったな。しかしその場限りで忘れ去っていくのもまた一興である。私はXで「それ覚えてる」「聞いたことある」などと古参ムーブをかましてしまい、他の若い参加者の方々と少し温度感がずれてしまった。というのも私がIT企業に足を踏み入れてから20年近くが経っているわけで、そりゃまあそうなのである。

YAYAPCが終わってから広島駅に行き、駅ビルの中のみっちゃん総本店で「牡蠣うどん」のお好み焼きを食べた。めちゃくちゃ並んだけど美味しかった!

お好み焼みっちゃん総本店

そして新幹線に乗り、都内へ移動。広島から乗った人と京都から乗った人と名古屋から乗った人それぞれが席の後方でめちゃくちゃ話しまくっていたので、行きと同じく耳栓を付けて過ごした。耳栓はとても便利なので今後も使っていこう。

新幹線の中では上記事情により読書する気分ではなかったので、ひたすらハッシュタグを眺めて過ごした。#yapcjapan を付けてブログをXに流している人を見かけてはブックマークするなどの活動もした。以下から見られるのでもしよろしければぜひお使いください。

スポットの思い出

刺身(@kyanny)さんとの懇談

前夜祭の受付の時に、同じくスタッフとして参加していたnagayama(@nagayama)さんが「toyaさんいますよ*1」と言うのでふと顔を上げたら、刺身さんがいらした。きちんとご挨拶するのが初めてだったので感動してしまった。その後nagayamaさんにスリーショット写真を撮ってもらった挙げ句、送ってもらってしまった。ありがとうございます。

さらに、懇親会に遅れて移動したら、刺身さんがなんと私を待っていてくださったのだった!!!!! めっちゃうれしかった。うれしすぎてめちゃくちゃしゃべってしまった(オタクの早口)。過去の思い出話、刺身さんのブログの内容の話、ブログとブックマークとスターの距離感の話などなど、なんかこう……めっちゃ話し込んでしまいまして……すみません……。いただいたステッカーはiPhoneの透明ケースに入れてあります。絶対またお話ししたいと思っています。ありがとうございました。素敵な時間を過ごすことができました。

kobaken(@kfly8)さんとpapix(@__papix__)さんへのビッグ感謝

Xにも投稿したのですが、

前回のYAPC::Kyoto 2023を経て「コアスタッフやりたい」と申し出てから、まさか6月に自分が手術することが決まって、退院したしやっていくぞと思ったら9月に身内が入院してはちゃめちゃに忙しくなるとは思っておらず、本当になんだろう、他のスタッフの皆さんも含め「ご迷惑をおかけした」っていう概念ではくくれない、みたいな感じになってしまいました。しょうがないアンコントローラブルな話とはいえこんなことってある????

そんな中で見守ってくださったお二人(代表して)には本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。

夫にもついでに感謝

「技術関係のコミュニティがあって、来年広島でイベントやるんだけど、そのお手伝いをしたいなと思って、ちょっと広島にこの時期に行ってきます、それでそのオンラインミーティングが定期的にあるからちょっとこの時間帯はこうなんですけど」という訳のわからない説明*2を受けて快く放置しておいてくれた夫、ありがとう。

参加者の皆さんとの邂逅(多数いるのでXへのリンクは省略)

  • 前夜祭の受付のあたりに立っていたら話しかけてくださったnaoyaさんありがとうございました
  • yusukebeさんに挨拶したら認識してくださっていた!(と思う!)その後会釈したら会釈し返してくださったのでたぶん合ってると思う……
  • 941さんいつもにこにこ対応してくださってありがとうございます、見かけたらなんかうれしくなって話しかけてしまう
  • 「miyagawaさんがその辺にいる」っていう風景が斬新でした(一方的に存じ上げているだけなので話しかけてはいない)
  • 元同僚の皆さんありがとうございました
  • 同僚の皆さんありがとうございました
  • 前夜祭の時にいろいろお話ししてくださった同じくスタッフのmaeken2010さん、楽しかったです、ありがとうございました
  • 同じくスタッフのnyancoさん、てきぱきぶりがとにかくすごくて尊敬でした。一緒に懇親会会場まで行けてよかったです
  • 統括のtkzwtksさんマジ最高っす
  • お名前全員は出せてないですが、YAPC::Hiroshimaのスタッフの皆さま、本当にありがとうございました

スタッフ参加に役立つものリスト

今回準備したもの

今回あるとスムーズだろうな~と思って用意したらドンピシャだったものを書いておきます。

長袖Tシャツ

普段長袖Tシャツを着る機会があんまりなくて、スタッフTシャツの下に重ねられるものが必要だなと思って購入。寒かったら重ね着するつもりでヒートテック的なあれも持っていきましたが、会場が暖かかったのでこれ+スタッフTシャツで事足りました。前日はセーター+白シャツ+下着だったのでめっちゃ暑かった。天気予報を見たら寒いっていうからいろいろなパターンを想定して服を持っていったのですが、杞憂に終わりました。

ボタン付きネックウォーマー

「いろいろなパターン」の中にあった「とても会場が寒いのではないか」のために買っておいた、着脱が簡単なネックウォーマー。当日は使わず、YAYAPCで当初会場が寒かった時に使いました。安心感があってよかった。

Xiaomiのデイパック

ブライトブルーを購入。厳密にはYAPC用ではなく「単にかわいかったから」買ったのですが、PCとAC電源と財布を肌身離さず持っておきたい時にとても便利でした。安くて軽くてたためてよかった。

アルビオン ベリーレア エアー(パウダーファンデ)

楽天で買ったのに楽天の商品が貼れなかった……。開催1週間前くらいにコスメ談義がXで盛り上がっていて、出先までリキッドファンデ持っていくのが大変だけどパウダーなんかむずい、という自分にぴったりでした。

アラをある程度隠しつつ、結構長持ちしてて、さすがに朝から夜までくずれないとまではいえないけどマスクしてればそこそこなんとかなる、っていう感じで買ってよかったです。旅行とか温泉とか行く時に持っていこう。

キャンメイク シルキースフレアイズ(マットタイプ)(アイシャドウ)

www.canmake.com

「[M07]チュチュバレリーナ」が欲しくてずっとドラッグストアをのぞきまくっていたら、ちょうど3日前くらいにゲットできました。発色は弱いけど、目の周りのくすみをうまいこと隠してくれる感じがします。アイシャドウの選択を間違えると「顔色悪い」というふうに見えちゃうんですが、これはうまいこといった。ホテルに戻って鏡を見ても悲惨にならずにすみました。

スマートウォッチ

Discordでやりとりをしていたので、「余計な機能はなく、とにかく特定のアプリの通知を流せて、そこそこ安いもの」を探して、買いました。届いたのが前日だったので検証が1日しかできなかったため、突然の実戦投入になってしまいましたが、通知があることは拾ってくれるので役立った。助かった。文字盤は老眼なのであまり読めません……。

スタッフバッグ

普通に便利だった。旅行に使い回します。

次回準備したいもの

次回は「続報を待て!!!」状態ですが、もし次回もスタッフ参加するなら自前で持っていきたいものをリストアップしておきます。

なお、会場設営に必要な備品はある状態になっているので、自分のものを持ち込みする場合は自分の責任・管理下で行いましょう。

「なぜナップサックが必要なのか?」というと、パーカーとかシェルとかのアウターをバックパックにいれるとふくれて邪魔です。そして、それらは雑にあつかっても壊れません。よって、メインではないサブのナップサックにいれるとよいでしょう。

俺的!遠方カンファレンスの参加体験向上テク 2023最新版 - uzullaがブログ
  • 非常食
    • 食事周りはだいたい想定の範囲におさまったけど、イベントの高揚感で食べ過ぎている
    • 1食分くらい非常食(カロリーメイトなど消費期限が割と長いもの)に置き換えてもよかった
  • 飲み物
    • あんまり好みじゃないけど、スリムな水筒を持っていってもよかったかもしれない
      • 自販機が1ヶ所にしかない問題を解決
      • その代わり荷物になるのがつらいところ

*1:細かいニュアンスは忘れてしまった。

*2:夫はIT業界の人ではないので固有名詞とかエンジニア・技術コミュニティ文化の話とかは基本的に通じない。